中学校体育祭を開催しました
10月29日(水)、保護者の皆さまにご観覧いただく中、中学校体育祭が本校総合グラウンドにて開催されました。
開会式では、代表生徒の開会宣言、校歌斉唱に続き、前田校長からは「自分自身の持てる力を発揮して、充実した体育祭になることを願っています。」との挨拶がありました。そして、赤・黄・緑・青の応援団旗が校長のもとに集結すると、各色応援団長が、「正々堂々と闘うことを誓います!」と元気よく選手宣誓を行いました。本校体育祭では、1学年から3学年が学年を越えて4色のチームに分かれ、得点を競い合います。
グラウンドに広がって「ラジオ体操」を行った後、「80メートル走」では、白熱の接戦となり、各チームの応援団旗が力強く振られ、早くも応援合戦に熱がはいります。続いての「出前一丁」では、4個も積んだ段ボール箱を落とさないように早く運ぶことを競います。陸上部でもきついと言われる「800 ・1000メートル走」では、皆、力いっぱい最後まで走り抜けました。
競技はダイナミックな回転が見ごたえのある「台風の目」、バットを軸に回転する「まわってGO!」と続いていきます。「障害物競走」では、サッカーボールをラケットで運んだり、袋にはいって元気に跳びながら進んだりと、皆、笑顔で楽しみながら競技に参加していました。和邇(ワニ)を並ばせてその背中を歩いて海を渡ったという「因幡の白ウサギ」の神話にちなんだ種目では、四つん這いになったチームメイトの背中を素早く渡ってゴールを競いました。「玉入れ」に続いて、後の走者になるほど走る距離が伸びる「スウェーデンリレー」で、午前中の種目を終了しました。
午後に入って最初の種目は、チームの士気が高まる「応援合戦」です。グラウンドをいっぱいに使い、組体操を取り入れるなど、各チームが見ごたえのある、息のあったダンスを披露しました。
続いては、各チームカラーを身にまとった教員による「色別対抗教員バトルロワイヤル」です。サッカーボールをラケットで運んだり、4個も積んだ段ボール箱を落とさないように運んだり、成績が各色の得点になるので、教員たちは生徒たちの声援を受けて真剣にがんばっていました。
競技は1年生の「大玉運び」、クラス全員で協力する2年生の「大縄跳び」、迫力のある3年生の「騎馬戦」と続きます。全学年が行う「綱引き」では、傍らで応援する教員と生徒たちの声援にも熱がはいり、各チームが一丸となって全力を出しました。最後の種目は「色別対抗リレー」です。各クラスの代表メンバーが、会場の保護者の皆様と生徒たちの大きな声援のなか、バトンをつなぎ、走り切りました。
閉会式では成績発表が行われました。赤組796点、黄組629点、緑組650点、青組659点で、今年の総合優勝は赤組が手にしました。赤組団長の生徒が前田校長から優勝カップを手渡されると、生徒たちから健闘を讃える大きな拍手が贈られました。保護者の皆様にとっても、お子様の健やかな成長を実感していただける機会となったのではないかと思います。お越しいただきありがとうございました。











