11月10日（月）、前生徒会長の水上睦貴くん（高校2年）が日本赤十字社奈良県支部を訪れ、「令和7年トカラ列島近海を震源とする地震災害義援金」として41,360円を渡させていただきました。

　この義援金は、文化祭に際して生徒会メンバーが中心となって募金活動を行い、来場者のみなさん・全校生徒から預かったものです。金券として預かった募金も生徒大会を経てようやく現金化でき、赤十字社に渡すことができました。

　「今更のような感じの時期になってしまって…」と遅くなったことを申し訳なさそうにする水上くんに対して、乾事務局長は「報道などでは扱われなくなっていますが、そこには今も支援が必要な人たちがいるんです。」と応えてくださり、災害がおきた直後だけでなく継続的な支援が必要であることについて教えてくださっていました。

　日本の赤十字活動の始まりについて、赤十字活動の意義について、それに対して協力してくれる学生・社会がそこにある意味について等、話は尽きることなく続きました。その言葉をかみしめるように受けとっている水上くんの横顔が印象的でした。

　文化祭の際に募金にご協力いただきましたこと、改めて感謝申し上げます。