全校避難訓練を実施しました
12月2日(火)、本校では全校避難訓練を実施しました。6限目終了直前、非常ベルと緊急一斉放送により、全校生徒へ火災発生が伝えられました。今回は「職員室からの出火」という想定のもと、教員の指示に従って、教室の窓を閉め、カーテンを開け、消灯し、扉を閉めたうえで、事前に周知されている避難経路を使って上履きのまま避難を開始しました。
避難場所である総合グラウンドへ向かう際には、生徒たちは周囲の安全に十分配慮しながら、走らず、しかし迅速に行動し、真剣な面持ちで避難を行いました。到着後は各クラスごとに整列して点呼を行い、学年主任から「何組何人中何名避難完了」という報告が順に入り、最終的に校長へ伝達されました。緊急放送から避難完了までに要した時間は12分で、落ち着いたスムーズな避難が達成されました。
訓練後、前田校長は学校の避難訓練時の標語である「おはしも」について触れ、「避難時には“押さない・走らない・しゃべらない・もどらない”ことが大切です。皆さんは1日の多くを学校で過ごしています。万が一に備えて、普段からこの標語を心に留め、一人ひとりが安全に避難できるよう努めてください」と話しました。
今回の避難訓練を通して、生徒たちが緊張感を持って行動し、災害時に必要な判断と動作を身につける良い機会となりました。今後も学校全体で安全意識を高め、万が一の事態にも落ち着いて行動できるよう、継続して取り組んでまいります。











