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「法学教室」を開催しました

 中学3年生を対象に、毎年恒例の「法学教室」を開催しました。18回目となる今回は、「裁判員制度を体験しよう!~さぁ、君も私も裁判員になって模擬裁判を体験しよう~」をテーマに、「もし自分が裁判員だったら?」というシチュエーションで模擬裁判に挑戦しました。

 講師を務めたのは、本校の卒業生で、現在弁護士として活躍されている藤澤賴人弁護士(9期)、藤木秀行弁護士(10期)、宮坂光行弁護士(11期)、北本嘉弘弁護士(23期)の4名です。

 8月26日(水)にはA・Bクラス、翌27日(木)にはC・Dクラスが参加しました。まず生徒たちは大教室で、今回の評議で扱う事件を題材とした裁判映像を視聴しました。ドラマ仕立ての映像を通して、被告人の登場から、冒頭手続に始まり、証拠調手続、検察官・弁護人による論告・弁論まで、刑事裁判の一連の流れを学びました。その後、生徒たちは各クラス2班に分かれ、いよいよ模擬評議・評決に挑戦しました。

 今回の事件で大きな争点となったのは、被告人に「殺意」があったのか、または「正当防衛」に当たるのか、それとも「過剰防衛」と判断すべきなのかという点です。

 生徒たちは、それぞれの立場から事件について考え、証拠や事実関係をもとに意見を出し合いました。単に自分の考えを述べるだけではなく、「なぜそのように判断したのか」という根拠を示しながら議論を重ね、最後には班として一つの結論を導き出しました。

 すべてのクラスが模擬評議を終えた後は、参加した中学3年生全員が大教室に集合し、各班の代表者から、それぞれのクラスがどのような判断を下したのか、その理由とともに発表が行われました。

 裁判員裁判を通して、弁護士の先生方から直接学び、自分自身で考え、仲間と意見を交わしながら一つの結論を導き出す、今回の法学教室は、法律を身近なものとして捉える貴重な機会となりました。

 また生徒たちにとって裁判員を体験することで、授業で学んだ知識を活用する機会ともなりました。この取り組みは、司法制度や法曹界への関心を持つ、あるいは深めるよいきっかけとなったのではないでしょうか。