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第2回奈良学塾「小学生対象 科学実験教室」を開催

1月31日(土)の午後、SSH事業(地域交流事業)の一環として、今年度2回目となる奈良学塾「小学生科学実験教室」を開催しました。
奈良県内の小学生とその保護者22組65名の皆さんにご参加いただき、「冷たい世界を科学しよう!」というテーマで様々な科学実験を体験していただきました。
今回の講師は、昨年に引き続き、独立行政法人科学技術振興機構(略称JST)が認定する「サイエンスレンジャー」として、全国各地での理科実験イベントやメディア(出演テレビ番組:『かがくdeムチャミタス(テレビ大阪、奈良テレビはじめ7局)』他)でも活躍中の本校の工藤博幸教諭です。
また、本校の卒業生「里山支援チーム」に所属する大学生6名と科学部の生徒6人がティーチング・アシスタント(TA)を務めました。
最初に工藤教諭が、『チョコレートに関するいろは』を解説した後、全員でチョコレートの成分『ココアバター(油脂)』と『ココア(絞り粕)』を観察し、この二つの成分を混ぜ合わせて、冷却剤で冷却してチョコレートを作りました。
続いて、液体窒素の登場です。-169℃という極低温の液体窒素を実験机で観察した後、「シャープペンシルの芯に電流を流すとどうなるの?」、「それを-169℃という極低温で行うとどうなるの?」「プラスチックボールを液体窒素に入れるとどうなるの?」などなど、子どもたちは楽しい実験やクイズを次々と解き進んでいきます。
最後は、液体窒素を用いたアイスクリーム作りです。生クリームと牛乳と砂糖を紙コップに入れ、液体窒素を加えててかき回すだけで、おいしいアイスクリームが出来ました。
その変化に、会場は驚きと感動に包まれました。
参加した小学2年生の女子から「また来ます!」、保護者の方からも「毎回、貴重な体験をありがとうございます」などのありがたい感想をいただきました