中学3年生対象の法学教室を開催しました
今回で16回目を迎える、毎年恒例の法学教室を開催しました。「裁判員制度を体験しよう!~さぁ、君も私も裁判員になって模擬裁判を体験しよう~」というテーマで、本校の卒業生で弁護士として活躍されている、宮坂光行弁護士(11期)、藤木秀行弁護士(10期)、北本嘉弘弁護士(23期)、松ケ下裕介弁護士(32期)の4名の先生方に講師をしていただき、8月27日(火)はA・Bクラス、28日(水)はC・Dクラスが、模擬裁判を体験しました。
最初に大教室で、評議を行う事案についての裁判のDVDを視聴し、冒頭手続~証拠調手続~論告・弁論~評議・評決に至る、実際の法廷での流れを学びました。その後、各4班に分かれて模擬裁判のグループワークを行いました。今回の事案について、殺意の有無や、正当防衛か過剰防衛かについて、その論拠とともに、各生徒が意見を述べあい、判決を下しました。
模擬裁判の終了後、中学3年生全員が体育館に移動して総括を行い、各代表者がグループの決定内容を報告し、その後、講師の先生がたとのフリートークを行いました。
今回は、模擬裁判というかたちで、現役の弁護士の先生方から直接、法学について学べる良い機会となり、将来、つとめる可能性のある裁判員に備えて、法律に興味を持つ大きなきっかけになったと思います。