薬物乱用防止教室を行いました
11月1日(金)、大阪税関の税関広報公聴室から講師をお招きし、薬物乱用の危険性について、高1生を対象に講義をしていただきました。
最初に薬物乱用に至るきっかけ、乱用による症状、依存の悪循環、不正薬物の種類について説明がありました。とくに最近は、グミなど、大麻が含まれた食品が多く出回っているので、注意する必要があるとのことです。また、一般医薬品を決められた量を超えて摂取するオーバードーズも問題になっています。また、SNSを通じて接近してくる業者も存在しているため、薬物を勧められたときの断り方が重要になってきます。
講義の中盤では、中学時代の部活の先輩に久しぶりに会って薬物を勧められたという設定で、断り方のロールプレイを行いました。いろいろな断り方がありますが、最初に絶対にやらないときっぱり断ることがポイントで、ロールプレイを行った生徒は、意思を通して自分の言葉で上手に誘いを断っていました。
後半は税関の仕事と覚せい剤などの摘発事例について紹介していただきました。今後、本校の生徒たちも不正薬物などの誘惑に接する機会があるかもしれません。今回の薬物乱用防止教室で教えていただいたことを心に留め置き、誘われてもきっぱり断る勇気をもち続けていくことが大切だと学びました。