第44回高校卒業証書授与式を挙行しました
1月30日(木)、第44回奈良学園高等学校卒業証書授与式を挙行し、192名の卒業生が学び舎を巣立ちました。
河合保秀校長から一人ひとりに卒業証書が手渡された後、高校3年間の皆勤者には皆勤賞が、各コースの成績優秀者には至誠力行賞と日本私立中学高等学校連合会会長賞が授与されました。
学校長式辞で河合校長は、学び続け感性を磨くこと、自然や社会の出来事を自分ごととして捉え変化を適切に理解すること、そして本校の校訓である「至誠力行」を人生の指針とすることの3つの願いを語りました。
続いて伊瀨敏史理事長からは、変化の多い時代にあっても失敗を恐れず挑戦し、人との出会いを通じて人間性を磨くよう励ましの言葉がありました。
卒業生代表の答辞では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年生の頃から活動制限を受けつつも、仲間や教職員、家族とともに多くの行事をやり遂げた3年間を振り返りました。最後は「この奈良学園で学んだことや思い出と誇りを持って、至って誠実に、力強く未来に向かって進んでいきたいと思っています。また会う日まで。ありがとう、奈良学園」と力強く締めくくりました。
全員で蛍の光を斉唱し、卒業生退場の段となった瞬間、「ちょっと待ったー!」という声が。卒業生たちがサプライズとして、担任や顧問の先生方へ感謝の言葉と花束を贈りました。また、保護者に向けてもRADWIMPSの「正解」を歌い、感謝の手紙を読み上げました。
卒業生たちは、会場の温かな拍手に送られ、第1体育館を後にしました。本校では例年この時期に卒業式を行い、生徒たちが国公立大学二次試験対策に集中できるよう配慮しています。それぞれの新たなステージに向けて、全力を発揮できるよう願っています。