第46回NG祭(文化祭)を行いました
9月6日(土)、第46回NG祭(文化祭)が盛大に開催されました。今年度のテーマは「Passion!!」。その名のとおり、生徒一人ひとりが情熱を注ぎ、何カ月もかけて準備を重ねてきた成果が、この一日に凝縮されました。朝早くから多くの保護者や地域の方々が訪れ、校内は早くも熱気に包まれていました。
大教室、野外ステージ、体育館では、室内楽部や軽音楽部による迫力ある演奏や有志によるダンスパフォーマンス、そして、各学年による演劇が次々と繰り広げられました。普段の練習の積み重ねがステージの上で花開き、観客からは大きな拍手が送られていました。さらに、腕相撲大会やカラオケ大会といった観客参加型の企画も加わり、会場全体が一体となって盛り上がる場面も多く見られました。
展示や体験型の催しもバラエティ豊かでした。歴史研究会による射的コーナーでは子どもたちの笑顔があふれ、科学部が開いた実験教室では「人工イクラ」を自分の手で作り出す驚きの体験に、大人も子どもも目を輝かせていました。さらに、グラウンドではアーチェリー部の指導で矢を射る体験が行われ、初めての挑戦に挑む来場者からは歓声があがっていました。各クラスや文化部の趣向を凝らした展示も目を引き、その中でも特に注目を集めたのが中学1年生による「NGパビリオン」。奈良学園のマスコットキャラクターを巨大にかたどり、校内の様々な場所を調査・紹介する工夫に富んだ展示は来場者の心をつかみ、見事、展示部門の最高賞である「NG賞」に輝きました。
午後になると、体育館では華やかなクライマックスが待っていました。Dance&Vocal部による舞台「Frozen」。名作『アナと雪の女王』をモチーフにしたミュージカル仕立てのステージは、圧倒的な歌唱とダンス、そして演出によって観客を魅了し、会場はまるで劇場さながらの熱気に包まれました。舞台と観客が一体となって楽しむその光景は、今年のNG祭を象徴する瞬間となりました。
また、昨年から復活した模擬店も大盛況。香ばしい匂いに誘われて、焼きそばやポップコーンを手にした来場者の笑顔が校内のあちこちに広がり、生徒たちの元気で生き生きとした姿とあわせて、祭りの雰囲気を一層盛り上げていました。
こうして第46回NG祭は、まさにテーマどおり「Passion!!」あふれる一日となりました。生徒たちが情熱を注ぎ込んで創り上げた時間は、来場したすべての人の心に深く刻まれたことでしょう。