第5回 SS出前講義
令和6年2月17 日(土)の放課後、高校生23名が大阪教育大学柏原キャンパスに出向き、 大阪教育大学の松本桂先生から「冬の星空で探る星の一生」 をテーマにSS出前講義を受講しました。
前半の講義では、恒星と惑星の区別からお話が始まり、恒星のエネルギー生成の仕組みや寿命の算出方法などについて学んだ後、質量に応じて異なる恒星の進化過程について解説してくださいました。また、様々な進化の段階にある星を観測することで星の「一生」の全体像を明らかにするという、恒星の進化の研究手法も紹介頂きました。後半は大阪教育大学柏原キャンパスに設置されている天文台の51㎝望遠鏡をはじめとする複数の望遠鏡を用いて、講義で紹介された恒星や月、惑星等の観測実習を行いました。
本講義を通して、生徒達の宇宙に対する科学的な関心がさらに深まったようです。また、今回のように、講義後にすぐ実習を行うことで、記憶が薄まる前に学習した内容について実体験ができることは、生徒達にとって大変有意義なものとなったようです。