部活動・生徒会

科学部

科学部
班員数

〈中学〉
1年・16名
2年・14名
3年・14名

〈高校〉
1年・17名
2年・5名
3年・4名

活動内容

科学部
  1. 校内環境整備(里山・里池)の維持・管理
    学校の環境整備計画の事業と一体化して、生徒の中心として活動しています。
  2. 26年に亘る昆虫相調査と標本管理
    先輩から連綿と受け継いだ、学校周辺の昆虫相調査を全員で行い、採集リストの整備と標本製作並びに研究を続けています。
  3. 16年に亘る放射線の計測調査
    「奈良学園中学校・高等学校 科学館を愛する生徒の会」(有志生徒集団)
    と連携しながら、2000年~2010年は広島現地調査、2011年以降は福島現地調査を続けています。
  4. コンクールへの応募や広報・アシスタント活動
    全国学校ビオトープコンクールなど生物関連のコンクールへの応募や、県環境フェスティバル・県環境フェア・ストップ温暖化「匠の知恵」などの環境関連の催しへの参加、本校主催の環境地域交流イベントでのアシスタント活動も続けています。
    また、放射線研究では、日本化学会、日本理科教育学会、高エネルギー加速器研究機構などの学会や研究大会で毎年発表をしています。
  5. 回帰生物の保存
    「生物多様性保存のモデル校」を目指す学校の里山里池整備の結果、回帰してきた貴重な生物たちを保存し、守っていく活動を続けています。
  6. 個人研究
    さらに興味のある生徒は、各々の研究目標を持って、個人研究を続けています。

活動実績

科学部

科学部
<2003年度>
  • 第2回簡易放射線測定器活用コンクール(文部科学省・放射線計測協会主催)において「特別賞」受賞
  • 日本化学会主催の「第20回高等学校・中学校化学研究発表会」において口頭発表
  • 研究題目「身のまわりの自然放射線β線・γ線を調べて」
<2004年度>
  • 第3回簡易放射線測定器活用コンクール(文部科学省・放射線計測協会主催)において「文部科学大臣賞」受賞
  • 毎日放送「ちちんぷいぷい」で本校の広島の研究が放映された
  • 日本化学会主催の「第21回高等学校・中学校化学研究発表会」において口頭発表(2件)
  • 研究題目「被爆地広島の放射線事情を探る~人の心と計測値の相違点」「電気分解型燃料電池の放電電圧の特性」
<2005年度>
  • 日本化学会主催の「第22回高等学校・中学校化学研究発表会」において口頭発表(2件)
  • 研究題目「物質の移動を考える-広島はなぜ浄化されたか-」「電気分解型水素-酸素燃料電池の特性を考える2」
<2006年度>
  • 日本化学会主催の「第23回高等学校・中学校化学研究発表会」において口頭発表(2件)
  • 研究題目「物質の移動を考える-鉛直方向から見た被爆地広島の浄化-」「燃料電池における電極の表面状態による放電電圧への諸影響」
<2007年度>
  • 日本化学会主催の「第24回高等学校・中学校化学研究発表会」において口頭発表(2件)
  • 研究題目「地層による放射線の遮蔽効果を考える」「導電性高分子膜の試作と評価」
<2008年度>
  • 奈良県環境フェア「小中学校県境取り組み発表会」において「環境教育賞」受賞
  • 第2回「地域と原子力に関わる研究調査コンクール」(文部科学省・日本原子力文化振興財団主催)において「全国第2位」受賞
  • 日本化学会主催の「第25回高等学校・中学校化学研究発表会」において口頭発表(2件)
  • 研究題目「放射線の遮蔽効果の観点から被爆地広島を歩く」
<2009年度>
  • (財)国際花と緑の博覧会記念協会「小中学校における学校園づくり」助成事業指定校
  • 奈良県”暮らし”と”環境”フェスティバルにおいて関電NARAエコライフトークに3名出場
  • 奈良県環境フェア「小中学校県境取り組み発表会」において「環境教育賞」受賞
  • 環境省主催ストップ温暖化「匠の知恵」コンテスト奈良県最終予選に出場
  • (公財)日本生態系協会主催「全国学校ビオトープコンクール2009」において「金賞」受賞
  • 日本化学会主催の「第26回高等学校・中学校化学研究発表会」において口頭発表
  • 研究題目「元安川沿いの南北方向における放射線量について被爆時と現在の違いを調べる」
<2010年度>
  • (財)日本河川協会「きれいな川と暮らそう基金」助成事業指定校
  • 奈良県”暮らし”と”環境”フェスティバルにおいて関電NARAエコライフトークに3名出場
  • 第32回「全日本中学生水の作文コンクール」奈良県大会入賞1名
  • 奈良県環境フェア「小中学校県境取り組み発表会」において「生物多様性保存賞」受賞
  • 日本化学会主催の「第27回高等学校・中学校化学研究発表会」において口頭発表
  • 研究題目「爆心の直近を南北方向に流れる本川と元安川における放射線量の現況について」
<2011年度>
  • (公財)日本生態系協会主催「全国学校・園庭ビオトープコンクール2011」において「国土交通大臣賞」受賞
  • 日本化学会主催の「第28回高等学校・中学校化学研究発表会」において口頭発表
  • NHK「クローズアップ現代」で本校の放射線の研究が放映された
  • 国立科学博物館で開催された「サイエンススクエア2011」に実験ブースを出展
  • 研究題目「福島市内における放射線量と人の心の現況について-福島・広島・奈良を比較して-」
<2012年度>
  • 高エネルギー加速器研究機構と日本放射化学会主催「第13回環境放射能研究会」研究大会で生徒が口頭発表し、「研究会特別賞」を受賞。
  • 日本化学会主催の「第29回高等学校・中学校化学研究発表会」において口頭発表
  • 関西テレビ震災特番「みんなの大疑問 イチからわかる放射能」で放射線の研究が放映された
  • 日本理科教育学会 第62回研究大会で放射線の研究を口頭発表
  • 国立科学博物館で開催された「サイエンススクエア2012」に実験ブースを出展
  • 大阪府立大学、日本原子力研究開発機構など主催「第1回ハイスクール放射線サマークラス」で口頭発表
  • 研究題目「福島市内における経年変化について-放射線量の計測結果と人の心の両面から探る-」
<2013年度>
  • (公社)日本河川協会主催「日本水大賞」において「審査部会特別賞」受賞
  • 高エネルギー加速器研究機構と日本放射化学会主催「第14回環境放射能研究会」研究大会で生徒がポスター発表
  • 日本化学会主催の「第30回高等学校・中学校化学研究発表会」において口頭発表
  • 日本理科教育学会 第63回研究大会で放射線の研究をポスター発表
  • 国立科学博物館で開催された「サイエンススクエア2013」に実験ブースを出展
  • 大阪府立大学、日本原子力研究開発機構など主催「第2回ハイスクール放射線サマークラス」で口頭発表し、「最優秀賞」受賞
  • 研究題目「福島市内における経年変化を探る-放射線量の計測結果・内部被曝および人の心-」
<2014年度>
  • 高エネルギー加速器研究機構と日本放射化学会主催「第15回環境放射能研究会」研究大会で生徒がポスター発表
  • 日本化学会主催の「第31回高等学校・中学校化学研究発表会」において口頭発表
  • 日本理科教育学会 第64回研究大会で放射線の研究をポスター発表
  • 国立科学博物館で開催された「サイエンススクエア2014」に実験ブースを出展
  • 大阪府立大学、日本原子力研究開発機構など主催「第3回ハイスクール放射線サマークラス」で口頭発表
  • 研究題目「福島における放射線の現況について-外部被曝と内部被曝の両側面から-」
<2015年度>
  • (公財)日本生態系協会主催「全国学校・園庭ビオトープコンクール2015」において「ドイツ大使館賞」受賞。
  • 高エネルギー加速器研究機構と日本放射化学会主催「第16回環境放射能研究会」研究大会で生徒がポスター発表
  • 国立科学博物館で開催された「サイエンススクエア2015」に実験ブースを出展
  • 大阪府立大学、日本原子力研究開発機構など主催「第2回ハイスクール放射線サマークラス」で口頭発表し、「審査員特別賞」受賞

顧問の先生からひとこと

学校環境整備における生徒の中心として活躍しています。また、小グループでの研究も奨励し、自分の将来像と学業を見据えながら、全国のコンクール等でも日頃の研究成果の情報発信や本校をアピールし、活躍していきたいと考えています。